ふれあい・いきいきサロンでタッチパネル式パソコンを使用。参加者の中に軽度認知障害の疑いがあった。近くの認知症専門外来を紹介される。しかし、外来受診の予約が3ヶ月先であった。本人・家族ともに早めの受診を希望しているのに・・・。
 熊本市では認知症疾患医療センター以外にもの忘れ外来を行っている医療機関が数ヶ所ございます。その中から本人や家族の状況を考慮した上で、早めに受診が可能な専門医療機関の情報提供を行います。

 地域で認知症予防の目的でタッチパネル式パソコンを使用したが、認知症と聞いただけで、利用に躊躇され、利用者数が少なかった。できるだけ多くの人に利用していただくには、どうしたらいいか・・・。
 ささえりあ帯山の連携担当者がふれあい・いきいきサロンや家族介護者教室に出向いて、タッチパネル式パソコンの目的や認知症の早期発見・早期対応の必要性を説明した上で、抵抗なく利用出来るように支援いたします。

 民生委員からの相談で、認知症と疑われる人の自宅に担当校区の地域包括支援センターの職員が訪問。今まで元気だったので、かかりつけ医がいない。病院受診はもちろん、介護サービスの利用も拒否的。健康状態の異常はみられないが、今後の在宅生活を予想すると、専門医への相談が必要と判断。しかし、どのようして専門医につなげれば良いのだろうか・・・。
 病院への受診を拒否する人への対応はみなさま苦労されていると思います。このような人に対して、認知症疾患医療センターと連携して専門医へつなげます。場合によっては、受診に同行する等の対応も行います。

 地域包括支援センターのケアマネジャーが支援している要支援1の利用者に認知症と疑われる症状がでてきた。担当ケアマネがかかりつけ医に相談するが、専門医療機関への受診の必要性が伝わらずに紹介までに至らなかった。今後の在宅生活を予想すると、専門医への受診が必要と判断。かかりつけ医とどのように連携を図ればよいのだろうか・・・。
 かかりつけ医とケアマネとの間で利用者の状態把握に相違があったり、専門医への受診の必要性が伝わらずに紹介までに至らなかったケースがあると思います。このような場合に、かかりつけ医に対して、専門医への受診の必要性を一緒に説明させていただくとともに、受診後のかかりつけ医と専門医療機関との連携の構築に努めます。

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